皆様こんにちはCRAFT COCKTAILです。
本日は知っているようで知らない「ジン」というお酒についてご紹介致します。
【ジンの起源】
ジンはとても昔から飲まれており歴史には諸説ありますがオランダのライデン大学医学教授シルヴィウス博士が薬目的に製造、研究されて作られたと言われております。
シルヴィウス教授は当時に植民地の熱病対策になるのではないかと考え、利尿効果のあるジュニパーベリーをアルコールに浸漬して蒸溜しました。
この当時の蒸留酒は雑味が多くあまり美味しいものではなかったのでジュニパーベリーの香りのする、この薬酒はオランダ中で大人気となりました。
【ジンの作られ方】
大麦やライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒です。
細かい定義としましては「ジュニパーベリー」を使用していることとアルコール度数が37.5度以上あることとされております。
ジュニパーベリー以外にそれぞれが特徴的なボタニカル食材を使用することで個性豊かなジンが出来上がります。
【ジンの名前について】
ジンは元々はジュニエーヴルという名のお酒でした。
ジュニエーヴルとはフランス語でジュニパーベリーを意味し、香りづけにジュニパーベリーを使用していたことからそう名付けられました。
ですがスイスの都市ジュネーブと発音が似ていたことから混合してしまわないように「ジュネヴァ」と呼ばれるようになります。
このジュネヴァがイギリスへ伝わり造られるようになると、短くなり「ジン」と呼ばれるようになりました。
【ジンの味わい】
ジンはジュニパーベリーとボタニカル食材を使用しているため複雑な香りが混ざり合う個性豊かな味わいです。
使用しているボタニカルにもよりますが適度な苦味と爽やかな辛味があります。
【ジンを使用した代表的なカクテル】
・マティーニ→ジン、ドライベルモット
・ジントニック→ジン、トニックウオーター、ライム
・ギムレット→ジン、ライム、シュガー
・ネグロー二→ジン、カンパリ、ドライベルモット
常時11樹類のジンを取り揃えておりますので是非ジンについて気になったお客様はCRAFT COCKTAIL新宿店にご来店ください。